現在公開中の映画『ONE PIECE FILM RED』でヒロイン・ウタの歌唱シーンを担当するAdo。主題歌の「新時代」をはじめ、サントラ収録曲がチャート上位を独占する大ヒットを記録しています。 そこへさらなるビッグニュースが飛び込んできました。2022年10月25日、20歳の誕生日にアメリカのゲフィン・レコードとパートナーシップ契約を結んだことを発表。11月4日の同映画の北米公開とあわせて、…
引用元:Yahoo!ニュース『20歳のAdoが全米本格進出。“名門音楽レーベル”と契約だが勝機はあるのか』
この度、アメリカのゲフィン・レコードとパートナーシップを結びました。
— Ado (@ado1024imokenp) October 24, 2022
アメリカを始め、世界での活動に力を入れていきます。これからの活動を楽しみにしていてください!
映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌『新時代』を歌うAdoさん。
ついに、全米進出が決定しました!20歳の誕生日に合わせて契約とは大変喜ばしいですね。
今回は、そんな契約先のゲフィン・レコードについて、レーベルの歴史や実績を解説します。
目次
『新時代』Ado!所属レーベルは?

まずは、Adoさんの所属先について整理します。事務所・レコード会社・レーベル、それぞれ解説します。
1-1 音楽レーベルとは
そもそも『レーベル』とは何なのか説明します。よく混合しがちな事務所・レコード会社と比較するとわかりやすいですね。
- 事務所 :アーティストのマネジメントをするところ
- レーベル :アーティストを所属させてCDを作る組織(部署)
- レコード会社:レーベルの上位組織で会社組織
事務所は、アーティストが所属しているマネジメント組織で、その事務所がどこの会社(レコード会社)の何という組織(レーベル)とCDを作って、世に売り出すか決めます。
1-2 Adoの所属レーベル(Virgin Music、ゲフィン・レコード)
Adoさんの所属先は、
- 事務所 :株式会社クラウドナイン
- レコード会社:ユニバーサルミュージック合同会社
⇒ユニバーサル ミュージック グループ - レーベル :Virgin Music
でした。それぞれ別であることがわかります。ここに加えて、アメリカで曲を出していくために、
- レコード会社:インタースコープ・ゲフィン・A&M
⇒ユニバーサル ミュージック グループ - レーベル :ゲフィン・レコード
とパートナーシップを結びました。同じグループ内ですが、Virgin Musicとは違う、海外レーベルから曲を出せるようになったという訳です。
ゲフィン・レコードとは?レーベルの歴史や実績など

今回、新しくパートナーシップを結んだ『ゲフィン・レコード』について解説します。
2-1 ゲフィン・レコードの概要
ゲフィン・レコードの概要を紹介します。

- 親会社:ユニバーサル ミュージック グループ
- 販売元:インタースコープ・ゲフィン・A&M
- 設立 :1980年
- 設立者:デヴィッド・ゲフィン
- 所在 :アメリカ合衆国・カリフォルニア州・ロサンゼルス郡サンタモニカ
- 取扱いジャンル:ロック、ポップ・ミュージック
40年以上続いているレーベルなんですね!
西海岸がすぐ近くで、とても綺麗なロケーションにオフィスがあります。
2-2 ゲフィン・レコードの歴史
ゲフィン・レコードの歴史を紹介します。
- 1980年、デヴィッド・ゲフィンにより設立
- 初レコードは、1980年10月20日にリリースされたドナ・サマーの『ワンダラー』
- 飛躍の起爆剤は、1980年11月17日にリリースされたジョン・レノンの復帰作『ダブル・ファンタジー』
⇒アルバムはチャートTOPとなり、ゲフィン・レコード初のミリオン・セラーに - 先行発売された、シングル『スターティング・オーヴァー』も全米1位を記録。
⇒この辺りから、多数のヒット作を世に送り出す - 1980年代、ヘヴィメタル・ブーム。ブラック・アンド・ブルー、ホワイトスネイク、エアロスミス、ガンズ・アンド・ローゼズ、マノウォーをヘッドハンティング
- 1990年代、ヘヴィメタル・ブーム終焉。しかし、その後もニルヴァーナ、ソニック・ユースなど有力な新人を発掘
⇒以後もベックなど有力新人を送り出すロックシーン随一の影響力を持つ - 2000年以降、ヒップ・ホップのアーティストとも多数契約
創業者であるデヴィッド・ゲフィンは、1990年、MCAという会社に株式を売却しています。このMCAが後のユニバーサルミュージックです。
そのため、ゲフィン・レコードは現在、ユニバーサル ミュージック グループ傘下のレーベルとなっています。
2-3 代表的な契約アーティスト

代表的な所属アーティストを一部、紹介します。
- ジョン・レノン
- スヌープ・ドッグ
- オノ・ヨーコ
- ドナ・サマー
- シェール
- メアリー・J・ブライジ
- カイリー・ミノーグ
- エルトン・ジョン
これだけ見ても、豪華な名前が並んでいることがわかりますね!
【ネットの反応】Adoが全米進出!

Adoさんが全米進出したことで、ネットではこんな反応がありました。
adoの米デビュー、宇多田ヒカルを何故か彷彿とさせた。あんま曲知らないけど、素晴らしい事だから、応援してる。
— LeoLeo@🌈🕒 (@LeoLeo_2434) October 24, 2022
ゲフィン・レコードってどれだけ凄いのか調べてみたらジョンレノンとかエアロスミスとかニルヴァーナとかいてビックリした、エグすぎん???笑
— たいき@🧩 (@0323taiki141) October 24, 2022
アドちゃんゲフィン・レコードと契約したらしいけど所属アーティスト超ビッグすぎない…………?
— LULU-METAL すぅ拝者 (@MetalLulu) October 24, 2022
え、やばない? pic.twitter.com/bwlIE79KyQ
全米進出!というだけでもビッグニュースですが、その所属先が『ゲフィン・レコード』であることにやはり驚きの声が上がっていますね。
同じ日本人として誇らしく思う方も多いのではないでしょうか。
まとめ:『新時代』Adoが全米進出!ゲフィン・レコードとは?レーベルの歴史や実績を調査
Adoさんが新しくパートナーシップを結ばれた『ゲフィン・レコード』について解説しました。
Adoさんは、今回の契約で、超老舗有名レーベルを味方につけたことがわかりましたね!
今後のアメリカでの活躍にも注目が集まります。